山田正紀氏の書くミステリ。ヴァン・ダインと横溝正史のトリビュート。 金田一耕助が、僧正殺人事件の真実に挑む！そそるなぁ。 ちなみに、僧正殺人事件自体は未読。 このへんが、本読みというかミステリ読みとしての底の浅さなんでしょう。でも。 この本は…

さて、12巻です。 ポイントは裏表紙。 と、断言する私はダメ人間。 でもいーじゃないか。 好きなんだから。 好きじゃなきゃ同人誌なんか作りません。 ただ、ポイントと言い切るには別の部分もありまして。 次第に露になる恋心的な部分とは別に。 千雨のポジ…

倉知淳さんの書かれたミステリ。 本格……です。 あ、ものすごくネタバレ。 雪に閉じ込められた山荘での連続殺人。 非常に定番なのですが。私、最後の最後まで、探偵が犯人だと思ってました。 大どんでんがえしが、ものすごく綺麗に決まって面白かったのです。…

作者は真保裕一。 偽札のお話です。 基本的には悪党のコンゲーム。ただ。 お札に関するネタ満載。 そして、それにかける情熱。偽札を作るために、その原料となる木から栽培するあたり、本気で「本物」を作ってやろうという情熱。悪党の話なんですけど、基本…

影≒光の間は、きっと文字化けしてると思うので。 「ニアイコール」の記号が使われてます。 ラノベ。 精霊術と陰陽道と妖魔退治の退魔師。 才能がなく、見下されて育った少年と、人の倍、才能を持った双子の姉。 越えるべき強大な父親。 少年の心を折るような…

ソドムとゴモラ。 旧約聖書の都市のように、人々が塩の柱となっていく世界。 崩壊する世界。 終末。 塩になる直前の告白。 そして、たった一度告白された幼なじみとともに、海に溶けるため、何日も歩きつづける青年。 そんなセンチメンタルな終末の物語。 ラ…

１１巻です。 表紙が千雨。 ひゃっほーい。すみません。アホです。いいんです。アホで。とっても中身の濃い１１巻です。 千雨のコスプレコンテスト。 小太郎と愛衣の試合。 龍宮と古の試合。 で、ネギとタカミチの試合。 ぎっしり詰まった一冊です。よく考え…

萌え系ラノベ。 もう他に言うことなし。 「白城の星屑」の異名を持つ容姿端麗、完全無敵のお嬢様「乃木坂春香」には重大な秘密があった！ というお話。 で、お約束じゃないけど、ここからネタバレになります。 と、ここまで空けてみました。 だからネタバレ…

今回は菜々でしょう。 いやいや。 壊れた志摩子さんでしょう。 いやいや。 柏木氏が株を上げたか？ 祐巳の妹話は進展しなかったけど、ナカナカ面白い一冊でした。 新聞部出なかったけど。 構造的に、レイニーと同じパターンでしょうか？ 祐巳の敵、ラスボス…

フラッパー連載の竹本先生のまんが。 どうも百合づいてますが、最近。 ただ。 いーじゃねえか。百合、結構！ ふーちゃんがかわいい。 眼鏡にショートカットの美少女にして、生徒会長にして、成績トップの優等生にして、家事全般パーフェクトなふーちゃんが！…

６巻。特装版で購入。 実は半端にコミックス派なので、初対面の眼鏡オギー。 素晴らしい。 上石神井蓮子のコスも含めて、萌えネタ全開投下。 いいなあ。 もっともこのまんがの本質はきっとそんなトコじゃなくて。 「フタリノセカイ」の斑目だったり、冬コミ…

NAKED-ネイキッド 杉浦リョーコ衝動。 何となく。大当たりのジャックポット、みたいな。何のことはない、単なる恋愛小説です。 その「単なる」がこれほど大きいとは。 素晴らしい。主人公、今日子の視点で展開する物語。 挫折と癒しと恋と成長。相手役の男の…

ワインカラー物語。 かがみ♪あきらという名前は阿月にとって特別な名前だったりします。 ファンレターの返事にされていたサインは今でも宝物だったりします。 で、再販版を本日手に入れました。 新現実とかは買わなかったのですが、こいつはなー、と。 話は…

最後の記憶 綾辻行人氏のホラー小説。 キチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキ…

両方とも角川スニーカー文庫のエロゲーノベライズ。 作者はヤマグチノボルさん。 すでに作家さんとして名の売れている方ですが。 初めて読んだのはカナリア。 デビュー作だったのですが、妙にピントが合いました。 恋愛、という部分に。 ピュアハートラブス…

政治青春小説。 漫画でいうと、「クニミツの政」あたりがひっかかりそうですが、あれよりもリアル。 いや、リアルという言葉はどうだろう。３０代の人間が共感できるようになっている、というか。 「クニミツの政」では、長期連載漫画という媒体を生かし、あ…

○○テーマの○○。 ってもろネタバレの一言なので伏せ字。 つーか、も少し、下でネタバレ、ばしばしなので、嫌な人はさっさと逃げましょう。 学校、という閉鎖空間を舞台にした物語です。 刑罰。 未来。 現在。 時間テーマのＳＦです。 学園を舞台にした時間テ…

天才高校生、ということであちこちで評判の本。 まあ、と手に取ってみました。 少し前ならこういうのって色眼鏡で見ちゃったんでしょうけど、最近は普通に読めるようになってきました。 で。 読後感は、と言えば。 最悪。 まあ、ホラーですから最悪でよいの…

えー、今回は雑誌連載。 いや、すでに本読みというプライドなんてありません。 つーわけで。 長谷川千雨のクラスメート編。いろいろ自分自身にコンプレックスを抱いている千雨が可愛いのです。 「あの委員長やまき絵さんのように、もとから美肌で顔もよくて…

ハサミ男のパクリ。 いや。そういうわけじゃないと思うけど。 はしばしにそういうモノを感じました。 望遠レンズ持ち出す警官、とか。 だけど。 面白ければ正義。 とりあえず、そう言っておきます。 表紙だけ見た時点では、かまいたちの女の子という失礼な物…

もはや、当初のコンセプトを忘れたかのようなラインナップになりつつありますが。 いや、泣きそうになりました。 はい。 もえたんで。 いや、まさかと思いつつ。 真琴シナリオで泣いた阿月です。 デフォで涙腺オープン、みたいな。 ネタ的には、まあそういう…

えー、全然マイナーでも何でもないキーワードとなりました。 ある意味、放置しているよりマシかな、ということで。で。 一応、フラゲもできなかったので、当日、会社の休憩時間にダッシュしてその間に完読。 久しぶりに面白かったのです。 正直、ここ最近惰…

「NHKにようこそ」と「下妻物語」です。 ネタバレあります。物凄く。 未読の人は読んじゃダメ。 とりあえず、「NHKにようこそ」読了後４分くらいでしょうか。 一応、この読書日記のルールを自分で破ってみます。 だって両方とも全然マイナーじゃないですし。…